【とろみ茶】午後の紅茶レモンティー(キリン)×とろみ剤

 ご無沙汰しております。東京では清々しい秋の気配を感じられるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。


 さて、今回とろみ剤をつけたお茶は、キリンさんの「午後の紅茶 レモンティー」です。なぜ今回こちらを選んだかといいますと、理由は主に3つあります。

 1.コンビニ、スーパー、自動販売機等、様々な場所でよく目にする。

 2.気軽にとろみ茶を作れる。ペットボトル茶である為、ティーバッグやリーフティーと比べれば、多くの茶道具を要さず、時間短縮も期待できる。

 3.とろみ剤をつけても、味自体はあまり変わらない。午後の紅茶 レモンティーそのもの。

 このような理由から今回選ばせていただきました。また、私自身、以前リハビリ病院で働いていた際に、摂食嚥下リハビリでよく使用し、多くの担当患者様に喜んでいただけた経験がありました。(砂糖類が入っているので、糖尿病をお持ちの患者様に召し上がっていただく際は、医師と要相談でしたが・・・)

 では、以下にキリンさんの午後の紅茶 レモンティーにとろみ剤を加えたらどうだったかをお話します(^ー^)


とろみ茶 概要

【初回試飲日】

・2022年8月30日

【使用茶】

・午後の紅茶 レモンティー(キリン),ペットボトル,1本500ml,オーケーにて69円で購入

・名称:紅茶飲料

・原材料名:砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、紅茶(ヌワラエリア15%)、レモン果汁 / 酸味料、香料、ビタミンC

・賞味期限:2025年2月

【加えたとろみ剤】

・とろみエール(アサヒグループ食品)

・付加量:段階2中間のとろみ Moderately thick(日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021)で試した。

今回は、上記茶150mlに対し、とろみエールを2.5g~3.0g加えた。

※注意:適したとろみの強さは、それぞれ召し上がる方の摂食嚥下機能によって異なります。とろみ剤は、お近くの摂食嚥下に詳しい医師、歯科医師、看護師、管理栄養士、言語聴覚士等に相談の下、正しく使用してください。



とろみ茶にした感想

 一言でまとめてしまうと、とろみ剤を加えても、味自体は殆ど変わらないという印象を受けました。トロトロしているという点さえ除けば、香りと味は午後の紅茶 レモンティーそのものであると思いました。

【水色】どのとろみ茶にも共通して言えることではありますが、とろみ剤を加えることで、水色は若干濁りました。しかし、午後の紅茶 レモンティーらしい山吹色は健在でした。

【香り】とろみ無しと比べて、殆ど変わりありませんでした。午後の紅茶 レモンティーらしい、甘くてスッキリしたレモンの香りを感じることができました。

【味】とろみ無しと比べて、殆ど変わりありませんでした。とろみ茶にありがちな、変な苦味や渋味を感じることは無かったです。午後の紅茶 レモンティーそのものが持つ、適度な甘味と清涼感を味わえたと思います。