最終更新日:2023年3月16日
みなさん、こんにちは。お元気にお過ごしでしょうか?
東京は11月上旬だというのに、まだまだ日中の最高気温が20℃近くというポカポカ陽気です。過ごしやすいといえば、過ごしやすいのですが・・・。
さて、とろみ茶日記、記念すべき1番目の投稿です。
どのお茶についてお話しようか悩んだのですが、今回はLUPICIAさんの 7203 凍頂烏龍 特級についてお話したいと思います。
選んだ理由は2つあります。
1つは、これまで様々な烏龍茶の銘柄にとろみ剤を加えて試飲したのですが、このLUPICIAさんの凍頂烏龍 特級は、とろみ剤を加えたとしても、舌に残る味と鼻咽腔を抜ける香気に焙煎の効いた烏龍茶らしさをしっかり感じられると個人的に思った為です。
もう1つは、義父が生前台湾で仕事をしていたのですが、中国茶・台湾茶をこよなく愛する人でありました。そんな義父のことを想い、1番目の記事は烏龍茶にしようと決めておりました。
では、以下にLUPICIAさんの凍頂烏龍 特級にとろみ剤を加えたらどうだったかをお話していきます(^ー^)
とろみ茶 概要
【試飲日】
・2021年9月28日
【使用茶葉】
・7203 凍頂烏龍 特級 Taiwan Oolong-Dongding (LUPICIA),リーフ
・名称:烏龍茶
・原材料名:半発酵茶
・原料原産地:台湾・南投県
・賞味期限:2022年3月
・茶葉の状態:茶葉は5mm程に小さく丸められており、茶褐色。緑色は少ない。香ばしい香りが印象的。おそらく濃香タイプ。
【抽出条件】
※1人分
・使用茶器:茶壺
・茶葉の量:8g
・お湯の量:150ml
・お湯の温度:熱湯
・滲出時間:45秒~1分
【加えたとろみ剤】
・トロミアップパーフェクト(日清オイリオ)
・付加量:段階2中間のとろみ Moderately thick(日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021)で試した。
※注意:適したとろみの強さは、それぞれ召し上がる方の摂食嚥下機能によって異なります。とろみ剤は、お近くの摂食嚥下に詳しい医師、歯科医師、看護師、言語聴覚士等に相談の下、正しく使用してください。
とろみ茶にした感想
どのお茶にも共通して言えることかもしれませんが、この凍頂烏龍 特級は、とろみ剤を加えたとしても、一煎目と二煎目とで風味の違い楽しめました。個人的には、3食の食事や和菓子に合わせたいと思いました。
<一煎目>
とろみ剤をつけ加えた後でも、口に運ぶ前に焙煎香をしっかりと感じられました。更に、一口目を飲んだ瞬間、焙煎香だけでなく花の香りを鼻咽腔にまで感じられました。風味も、淹れてから10分ぐらいまでは、渋味苦味は少なく、まろやかだったのではないかと思いました。
<二煎目>
とろみ剤をつけ加えた後の香りは、一煎目よりは薄れると思いました。風味も、甘味が減り渋味苦味が目立つと感じました。しかし、私個人的には不愉快な渋味苦味とは思わず、焙煎の効いた烏龍茶らしい渋味苦味を感じられるのかなと思いました。
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